昨日の中学生と老人の事故で老人が事故死。
最近はチャリンコの事故が絶えません。
残念現実の乗車指導にはマスコミやチャリンコ屋さんや保護者にゆだねられているのが現実。
アタシの時代は、交通戦争真っただ中でしたので、小学校で歩行指導やチャリンコ乗車運転指導が地元警察で施行されていましたが、現代は無い感じです。
サーキットやレース(非公認含む)だって、プロの運ちゃんを除く素人ならば、参加するには、最低その国際コースのサーキットライセンス位は取得して、スポーツ走行を最低でも10時間以上は経験していることが最低限の他の参加者へのマナーで有り常識です。
raceオーガナイザーや競技長経験有りますが、職業プロを除く素人の場合、毎回旗信号の確認復習を行い、同一競技者に対しての敬意を払って、同好の士と思って参加すれば、事故率は大幅に下がると経験して居ます。
クルマや単車やチャリや純racerや箱車系改造車は、飛行機や船よりも日常的で一般的です。。
使い方間違えると命を落とす危険なリスクは多いのは有りますが、日常的に面白い自己の世界観を造れる便利な道具Toolです。
タイヤが滑るならば、滑らして走れる能力をGetさせれば、滑ったって怖く無いですし、敢えて滑らせられれば、更に安定して速く走れる訳です。
そうなれば、セットアップ能力が生まれますので、DryでもWetでも更に安定した走りに至ります。
都内の雪中で一番速いのは軽トラ特にRR小型軽量な昴サンバーです。
大昔、土砂降りのモナコGPで遅いトルーマン(??)DFVのmachineを駆る「新人セナさん」が、王者McTag獨馬を駆る「プロスト公」を張り倒したのも同じです。
日本人はリスク管理が甘いと言うか島国で戦争経験や緊急経験(被災や緊急事態)が少ないので、少々リスク管理に難が多い方が少なくありません。
アタシは湾岸戦争~阪神大震災~中越大地震迄は、プロテスタント系団体ですが「国境なき医師団」から医療ボランテイア参加しましたので、そういう危機管理は多少普通の方よりは僅かながら発達しています。
麻酔だって、大学内だけで大名麻酔だけしているのと、個人開業医で緊急カイザー(帝王切開術)後SleepingBabyで母体と新生児の挿管や生命維持迄一人で同時管理するのとでは危機管理能力の差が激しく出ます。
如何に緊急麻酔や救急医療の戦争的現場野戦病院的経験の有無と机上理論は大きく異なります。
カイザー(帝王切開術)や人工流産手術にしても、終戦直後に大量の強姦後不当妊娠させられた日本人帰国婦女子(過半数が途中で自害されたそうです)が帰国した直後に施行された「外的侵入生物駆除術」と言う判断下での、今では表向きには考えられない中後期の強制的「人口流産術」で鍛えられた終戦直後の産婦人科医(多くは、亡母含む終戦直前の医専出の婦人科系女医や男性医師)は日に20-30人も手術したそうです。
3ヶ月で600-1000件程こなした訳です。
失敗も含め何でも許容承諾範囲だったんですから、そりゃ腕が天文学的に上がるわなあ!!
しかし当時の戦争経験者は身体も強いけれど、メンタルはもっと強いと思います。
亡母曰く「食っていくため」だし、社会環境がそういう時代だったので何も感じなかった。
人助けと自己家族生存の為の腕の向上を考えて居たそうです。
ドラマ「コウノドリ」http://www.tbs.co.jp/kounodori/
を見ていると、時代も異なるでしょうが、長閑で羨ましく感じます。
全部一人だけで行えるワンマンアーミー(大藪晴彦先生作の主人公の一人のHN)では有りませんが、ワンマンアーミー的因子を増やさないと、この不惑な時代は生き抜けません。