投稿日:2017年6月6日|カテゴリ:お知らせ, コラム

中枢機能障害性痛CentralDysfunctionalPain、体感幻痛PhantamPain、DSM5身体症状障害(旧DSMⅣ時代の身体表現性疼痛障害)、線維筋痛症Fibromyalgia(FM)等の超/難治性慢性痛メンタル・ペインは、かなり際どい処方の東洋医学(中医的)と精神科系薬剤とストレス軽減目的の各種注射療法と認知行動療法・自律訓練法に依って、7~8割方程度迄の良い線迄回復可能な時代です。
 

特に催眠術たる「認知行動療法・自律訓練法」の効果は目を見張るものが有ります。
タダ患者さんが聞く耳持たないとその手法も効果ありません。
あれはダメこれもダメと仰せでは、効果は出ません。
同じ食材を利用しても、各種料理種別や各シェフの腕技術センス理性知識知恵に依って料理の味や格式は大幅に異なるものです。
当然薬や治療も料理と同じです。
「牡蠣(イライラを軽減させます)」を使った料理でも多種多様あるのは当然。
・・牡蛎末と言う保険適応範疇の生薬を利用させれば、ストレス軽減に役立ちます。
各医師の腕技術センス理性知識知恵に依って結果は大幅に異なります。
以前ダメだったからもうこの薬はダメと言う認識は捨てなければ回復は見込めません。
 

上記のメンタル・ペインは、脳機能障害で、脳内の記憶中枢(海馬、帯状核、偏桃体等)への過去の嫌で辛い記憶が新たななTaskにより刺激され、そこが異常痙攣を呈するDefaultModeNetwork障害が原因だったので、其処の痙攣を止める作業を行ってやれば、身体に感じる脳への痛みを止められると言う仕組みなのです。
その治療行為を為す為には、わたくし自分自身も心身への鍛錬必要ですし、個人のメンタルを侵されない為の患者さんとの距離感確保やストレス回避術(これも自律訓練法です)や適当なやや強度高い運動療法や趣味道楽や飲酒機会も必要です。
わたくし個人は、喫煙や各種薬物・麻薬系や各種博打には手を出さない主義なのでそこは良かったと思います。
 

なんて、難しいことを宣っていますが、普通の肩こり腰痛やペイン科範疇の各種軽度神経痛や心療内科範疇の更年期障害含めた中等度慢性痛迄幅広く対応可能ですので、初診の場合は中々御予約頂けませんが、前日又は当日の朝に御連絡頂ければキャンセルも有りますので、御予約御受診可能な場合も御座います。
御遠慮無く御相談くださいませ。
変な長く患って居る「難治性慢性痛」を解消させる為、痛みの原因確認作業と軽減治療の御手助けをわたくしにさせて下さいませ。
 

寺田拝