概念)
「内因性鬱病」の外側を囲う様に「大鬱病障害(DSM5)」が有り、またその外側を囲う様に「鬱状態」が有ります。
その「鬱状態」の中に
適応障害、発達障害、統合失調症、摂食障害、不安障害、パーソナリテイ障害等が入ります。
肥大化拡大解釈された鬱病の概念。
新型鬱病「非定型鬱病」に相当します。
国内では、これら新型鬱病「非定型鬱病」が増えた理由は
①新型抗うつ薬SSRI、SNRI等の登場で安易に処方され過ぎたことに依る医原性起因(未明ですがリスクは有ります)
②上記評価に依る「鬱病の拡大解釈」
③長期不況による努力報酬不均等モデル構築・・努力に見合わない報酬と地位向上、当然結婚出産等への不安。
④管理職のプレ二ングマネージャー化に依る理不尽
⑤ゆとり教育で社会に出た時に、苦手を克服して努力する事への社会適応障害
⑥餓鬼時代の外遊び減少に依る友人関係構築不全による適応障害
⑦祖父祖母世代が元気で、親世代が所得安定していると、子が就職しても合わないからと即退職させても、数年は食わせて活けると言う甘えから来る親に依る社会適応障害起因
メランコリー親和型の従来型の鬱病は、頑張り過ぎて破綻したと言う「美談」とされること多いですが、
bubble世代以降の甘い世代とゆとり世代に、多い新型鬱病は甘いと非難されることが多いです。
対策)
適切な処方含めた治療を継続受ける事。
会社ならば一流企業限定でしょうがReWorkProgrum利用して、もっと酷いメンタルの方が頑張っているので、自分も努力しようとかんがえさせる。
認知行動療法にてプレジャー楽しみのモチベーションを維持させる。
病気が原因で仕事が出来ないならば、その起因と成る病気を治す。
本来会社は頑張る処なので、頑張れないメンタル環境ならば、会社を長期休暇してでも修復させてから復職させる。
まとめ)
まあ、どちらにせよ「適応障害」はどなたでもあり得る話です。
注意して無理しないで生活や仕事を継続させることです。
仕事を辞めれば修復する訳では有りません。
辞めれば生活費に破綻をきたす恐れも出て来る為、又違う病魔が襲ってくることもあり得ます。
要はバランス。
嫌な事を気にしない事。
嫌な事をされた時に、何故相手がして来たか相手の立場で理解しようと努力させる。
自分一人でのストレス発散や気分転換(絶対に個人で行う)。
他の方と一緒だと帰宅したくなった時にまた我慢が必要に成る為、一人だけで気分転換を行うことが望ましいです。