投稿日:2020年4月7日|カテゴリ:お知らせ

改訂版『新型肺炎受診姿勢/考』
4/7特措法施行後の時点での、わたくしが考えた風邪発熱系疾患で困った患者さんの御勧めの「受診姿勢」です。

新型肺炎(武漢肺炎/COVID-19)は、インフルエンザの様に激しい発熱関節痛を起こさず、普通の風邪と症状が似ていて、且つ初期は仕事でも行ける範囲で、怠くて微熱と鼻水咳扁桃痛が4~7日程継続するので、此処で医療機関には行かずにかかりつけ医(主治医)に℡で相談して、処方投薬して貰い、2~4日様子見ます。

「味覚臭覚障害」ですが、これは花粉症や副鼻腔炎でも起こりますが、中國武漢肺炎(COVID-19)の場合は、比較的若い40歳未満の方々に多く、鼻水・鼻閉が無いにも関わらず味覚臭覚障害が起きている様です。
結膜炎や眩暈・耳鳴り・難聴症状も有る場合があるそうです。
簡単に言うと初発症状は上気道炎症症状ならば何が出るか未明です。

現時点での政府御勧めの「37.5度4日間我慢」は言葉足らずです。
各人の平熱∔1度で基礎疾患の有無や呼吸困難併発により2日間でも受診出来無い迄も処方投薬は必要に成ります。
本当に重症化すれば肺炎で即amenです。

解熱せず呼吸が苦しきなって来た場合は肺炎に至る可能性ありますから、駄目元で「帰国者接触者相談センター」に連絡して現在はそこそこの確立で受診受諾して頂けますからそこから「帰国者接触者医療機関」で専門の治療を受けて頂けます。

残念そこで治療却下された場合は、再度主治医に℡で相談してみて下さい。
以降はその主治医の「裁量判断能力と危機管理能力と総合能力」と患者さん御自身の「運」にかかってきます。
どちらにせよ、今回の武漢肺炎流行時の風邪での受診は、℡で必ず受診の約束してからの受診で有り、直接医療機関に行ってはいけません。
現体制では直接受診は、何処の医療機関でも治療拒絶されるのが普通です。
先ずは℡相談からです。

上記の様な「手探り的治療」が4/7時点での国内の普通の治療法ですが、一早く理想に近い「大阪&和歌山モデル」の診断治療方針にして頂きたく存じます。
発熱外来始め「大阪モデル」が普遍化すれば、困った患者さんは今よりも各段に受診し易く成りますし、正式な検査診断加療が受けやすくなります。それでも直接受診は駄目で、最初は℡で確認する事に成るでしょう。

早々に「東京モデル」も確立させて頂きたいですね。
それまでは苦労不安イライラが募るでしょうが、我慢して耐えましょう。