投稿日:2020年10月16日|カテゴリ:お知らせ

『慢性痛は急性痛とは診断治療基準が大幅に異なります』

https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E9%87%8D%E7%97%87%E3%81%AE%E6%85%A2%E6%80%A7%E7%97%9B%E6%82%A3%E8%80%85-%E3%82%92%E5%85%A5%E9%99%A2%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%A7%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E5%BE%A9%E5%B8%B0%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B-%E5%8D%83%E9%87%8C%E5%B1%B1%E7%97%85%E9%99%A2%E3%81%AE%E6%8C%91%E6%88%A6/ar-BB19Zkkn?ocid=msedgntp

要旨) 日本は「慢性痛医療後進国」  痛みには急性痛と慢性痛の2種類があり、原因も治療法も全く異なるのだが、困ったことに日本では、この基礎的な事実が浸透していない。

 簡単に説明するなら、急性痛はケガや疾患のようなはっきりとした原因があって生じる症状の1つであり、一方の慢性痛はケガや疾患が治った後や原因とおぼしき出来事が判然としない状態で、3カ月以上に渡って続く痛みを指す。  

日本人の実に2000万人以上が困っている痛みは後者の「慢性痛」にあたるが、日本の医学部教育では痛みについてきちんと教わる機会がないため、大多数の医師はケガや疾患に対する知識はあっても痛みそのものに対する知識はなく、正しく診断できる医師は極端に不足している。  例えば、首や腰の痛みに対し、「脊柱管狭窄症」や「椎間板ヘルニア」などの診断がくだされ、毎年大勢の人が手術を受けているが、その大部分は慢性痛で痛みの原因はほかにある。手術はまったく不要なのにあえて身体を傷つけ、新しい痛みの原因を作り出しているだけなのだ。  

結果、「どこに行っても、どうやってもよくならない慢性痛」に苦しみ、 ・ドクターショッピングを繰り返す ・気休め的な民間療法に大金を費やす ・「神の手」と呼ばれるようなドクターの不必要な手術を受けてますますこじらせる ・寝たきりになる  などの悲劇が増産される。そのため専門家の間では、日本は世界有数の医療先進国であるはずなのに、痛み治療に関しては「20年遅れ」が定説となっている。

信じがたいかもしれないが、この件は厚生労働省も問題視しており、2010年以来、「慢性の痛みに対する検討会」を設けるなどして、さまざまな改善策を講じているのだ。

また、政治家の間でも超党派の議員らによる「慢性痛対策基本法(仮称)」設立への動きがある。 「慢性痛医療後進国」の日本に、1日も早く、正しい慢性痛医療が普及することを願う。

 

 

意見) 御意御座います。

未だに慢性痛に急性痛の薬(NSAIDs)を処方したり、メンタル病んだ患者さんに安易に「弱&強オピオイド」と言う名の「阿片製剤」処方して米韓模倣の「医原性麻薬中毒」造ったり、余り効かない神経痛専門薬を21世紀のロキソニン並みに御気楽処方させたり、メンタル病んで居ないのに御気楽に「抗鬱薬」処方させて「アクチベーション/操転」造ったりする「藪」超えた「土手」超えた最低の「塵医師」の国内存在が悲しいです。

 

先ず清書や論文を読んで、次に研究会や学会参加し、解らなければ薬メーカー営業諸氏/MR諸氏に習ったりしてから処方しましょう。

初めからMR諸氏の言うなりに処方しては論外NGです。