投稿日:2016年5月12日|カテゴリ:お知らせ, コラム

http://www.iza.ne.jp/topics/events/events-9475-m.html ↓の事故死も又オピオイドこと准麻薬系製剤に依る死亡です。

国内でも、腰痛肩凝り等に安易に整形外科や内科で処方されている若手有望新人『トラムセット』君のことです。 他に『ノルスパンテープ』『トラマール』『ワントラム』と合わせて『弱オピオイド製剤』と呼ばれます。

これ以上強い『強オピオイド製剤』は『モルヒネ』『オキシコドン』『フエンタニル』等が有りますが、これら准麻薬系製剤は基本『癌患者』さん限定なのです。

強弱の差は有れど基本麻薬系製剤『阿片』の仲間。 国内ペインガイドラインでは『癌患者さん』や『メンタル変化伴わない急性期痛患者さん』に限定使用が推奨されていますが、現実には『慢性痛』に安易に長期投与されて居ます。 これは麻薬先進国『米国』や『韓国』でもそうですが、日本もそう言う傾向が表れて居ます。 癌患者さんに麻薬投薬しても基本中毒症状は発生し難いのです。

しかし慢性痛の多くは、不安が伴無い多くはメンタル変化メンタル系疾患を伴無います。 当然メンタルやられている方の麻薬系製剤連続長期投薬させれば、即中毒化してしまい、最後はプリンスやMJの様に中毒死に至る事も少なく有りません。

事実上記麻薬先進国『米国』では医療用麻薬中毒死>>>>Gang系麻薬中毒死に至ってしまいました。

国内でも安易の麻薬系製剤利用傾向が見られますし、第一、医師や患者さんも麻薬に異常な迄の羨望感が見られます。 本来は抗鬱薬、抗精神病薬が優先有効な場合でも、メンタル系薬剤に対しては拒否アレルギー傾向が有っても、逆に麻薬系製剤には許容して居る傾向です。

わたくしの考察では、学校教育時に麻薬は危険近付くなだけの教育で、もう少し危険な内容の具体的例を示して教育しなかった事に依る漬けと考えます。 交通事故並みの危険度教育する位に教育すべきです。 たばこやアルコールの危険度と同じくらい教育すべきです。

米国の一部では大麻は限定解禁になったり『Canada』ではほぼ全面解禁に成って居ます。 理由はともあれ、そう言う国では大麻は合法ですから、やってケチ付けられる筋合いでは無いにも関わらず、何処かのsports団体では未成年者がやったと言い、永久追放ですから、信じがたい。 英語とsportsしか出来ない未成年者を其処迄追い込む方が狂って居ます。 処罰与えるならば、派遣していた団体や管理していた成人や保護者も処罰すべきでしょう。 片手落ちです。 日本はアルコールには甘い国です。 未成年者の飲酒で事件起こせば大問題ですが、高卒した未成年者が単に飲酒しただけで(事故事件性無しならば)、永久追放されますか??? 下手すりゃ無罪でしょう。 大麻解禁系の御国での大麻喫煙も上記の飲酒行為と似たような次元。

にも関わらす、大麻よりももっと強いオピオイド製剤には甘い日本国は、麻薬系教育を一から練り直さないと、飛んでも無い医療用麻薬大国、二次的にはGang系麻薬大国に成りかねません。 既に、危険薬物や大麻等安易な麻薬ははびこって居ます。 そこから、オピオイドそして最も危険で中毒性が高い覚醒剤へ進展してしまう可能性が有ります。

整形外科範疇の怪我骨折打撲等の『侵害受容性痛・急性期』は、末梢が痛むので、オピオイド製剤含めた旧来のNSAIDs始めとした痛み止めは正解です。

ペイン内科範疇の『侵害受容性痛・慢性期』や『神経障害性痛(俗に神経痛)』では抗癲癇薬の大スター『リリカ』様主人公です。

それ以上の慢性期痛であるメンタル伴成った中枢性に痛みを感じる『中枢機能障害性痛』や純粋に中枢大脳で痛みを感じる『中枢性痛』では、当然メンタル系製剤が中心に成ります。 当然ですが、ペイン扱って居る『心療内科』『精神科』やメンタル扱っている『ペイン内科』『リウマチ科』やペインとメンタル扱って居る『整形外科』『漢方内科』と言う特殊治療に区別されます。

患者さんも無暗やたらにDrショッピング繰り返しても時間とお金の無駄です。 その辺の区別されて医療機関選択しましょう。

そうすれば、下記のプリンスやMJの様な安易に麻薬系製剤中毒事故死に至らないで済みます。