投稿日:2016年8月6日|カテゴリ:お知らせ, コラム

『気のコントロール』

東洋医学でいう気血水のコントロールは大変重要な因子です。 特にメンタルペイン体感幻痛や難治性中枢機能障害性痛では、気のコントロールが一番重要。

気鬱気逆気虚をある程度正常化出来れば、余り西洋系の抗鬱薬や抗癲癇薬や抗痙攣薬や麻薬系製剤を利用しなくとも、ある程度は維持可能です。

一部の漢方製剤と上記の西洋薬は一部範疇では作用機序迄共通していますが、漢方は副作用がマイルドですが、西洋薬は副作用が激しく出たりします。

そう考えると、漢方製剤中心で、足らずは西洋薬で攻めた方が、対投総量当りも、対費用当りも治療効果が高いです。

西洋薬は症状を抑える力が強いです。 漢方薬は、自己免疫力で自己治療させられるリセプターを起こしてくれる事に依り、自己修復させる力が有ります。

まるで格闘技で言うところのレスリングやボクシングやキックや空手の様にパワーで攻めるのが西洋薬的で、逆に相手の力を利用して投げ飛ばしたり、関節技で落とす柔術柔道が漢方薬的です。